為替義塾大学 

トレードアイデア シナリオ立案【PLAN】 ① はじめに

2023/05/03
トレードもビジネスも進め方は同じです。

トレードアイデアとは、

ビジネスにおける、プランニングと同じなのです。

3種類のシンプルなシナリオを準備しておけば、予測を調整し、
さまざまな状況に対処することができます。

 
  • アップサイド:あらゆることがうまくいき、さらに多少の幸運に恵まれた場合、プロジェクトはどのような結果になるか、の想定です。トレンドが継続? 含み益が乗ってきた? 押し目買いのチャンス? この「アップサイド」のケースが非常に魅力的でなければ、最初からそのトレードにエントリーしようという気にはならないか、少なくとも投資レベルを調整するでしょう。アップサイドのケースは、ワクワクできるものでなければなりません。そうでないなら、そうなるまで様子見すべきですね。




  • レギュラー:物事が非常に、とはいかないまでも、おおよそ順調に運ぶ想定が「レギュラー」シナリオです。ゴルフにたとえるとフェアウェイ、つまり努力の結果、グリーンでもラフでもなくただのフェアウェイだった場合、どうなるのでしょうか?トレンドは継続しているが、微益(微損)で横ばいの状態か、押し目(戻り売り)を拾う展開?思い切って様子をみるかどうか?



  • ダウンサイド:トレードが立ち往生、もしくは脇道にそれた場合、つまりマイナスの状況に陥ったときの想定です。致命的、つまり(完全なる失敗、トレンドの転換などで)おしまいなのでしょうか? それとも損切りにかかるまでは耐えて復活可能なのでしょうか?


一度計画を立てたら終わりではありません。

トレードがが進むにしたがって、また新たな情報が入ってきたり、

状況が変わったりします

それでいいんです。

その都度予測を見直すべきです。

アップサイド、レギュラー、ダウンサイドすべての状況を
しっかり予想しておくと、

将来まで見据えて物事に対処できます。

とりわけ長期の予想をするときは、用心するに越したことはありません。


トレードアイデアは重要だが難しくはありません。
シンプルなルールでシナリオを立てたら、その『瞬間』に全力を発揮する。

そのためにはそれ以外に脳力を使わないこと。
チャートを見過ぎないこと。入れ込まないことです。